”Rao's Newsstand” TAKUYA ISHIKAWA サイン入り
”Rao's Newsstand” TAKUYA ISHIKAWA サイン入り
◤PHOTO BOOK◢
”Rao's Newsstand” TAKUYA ISHIKAWA サイン入り
NYC・グリニッジビレッジの街角に建つRao’s Newsstand。日本で言うキオスク。
1996から8年間にわたり、そのニューススタンドの内側からNYのストリートを撮り続けた写真集。
35mmモノクロフィルムで撮影された、粗い粒子と深い陰影のストレート・フォトグラフィは、同時にグリニッジジビレッジの住人達のスナップ・ポートレイト集でもある。
定点撮影でありながら、Jazzやビート文学を思わせる疾走感があり、ページを繰るのが愉しい。当時20代だった撮影者の初期衝動と興奮が伝わってくるのだと思う。
ダブルトーンの深みのある印刷もみごとだ。
写真は時系列で構成されており、8年間のほぼ真ん中に9.11が起きている。
著者の石川氏はECHO PLANTSオーナーとは古くからの友人。
フォトグラファーとしての活動をほぼ同時期に開始し、なぜか同じ雑誌の同じ号の仕事をすることも多く、ともに切磋琢磨してきました。
そのようなご縁があり、サイン入りの本をご提供いただきました。
この本はマスターピースです。いずれMOMAに収蔵されるのではないかと思います。※私個人の予想です。
※ ※ ※
□写真家・石川拓也
1974年生。95年よりアジア・アフリカ・ヨーロッパを旅し、96年11月よりアメリカ・ニューヨーク在住。2001年911同時多発テロを現地で体験し2002年帰国。
以来、東京在住。写真家として活動。
雑誌・映画・広告の分野で様々な撮影を行う。
2016年8月より、東京から高知県に拠点を移す。現在、高知県土佐町在住。
土佐町の情報発信メディア「とさちょうものがたり」編集長を務める。
とさちょうものがたり
2020年 日本地域情報コンテンツ大賞
「2020地方創生部門 内閣府地方創生推進事務局長賞・優秀賞」受賞
2022年「第12回地域再生大賞」受賞
□あとがき・柴田元幸
「解説・のようなもの」と題されたあとがきは、アメリカ文学翻訳家の柴田元幸氏によるもの。ポール・オースターやスティーブン・ミルハウザーなど現代アメリカ文学の名訳で知られる氏による解説です。
□表紙は障がい者支援
表紙の印刷はシルクスクリーン印刷によるもので、作業は高知県の障がいを持つ方々が担当しています。これは石川が編集長を勤めていた高知県土佐町のメディア「とさちょうものがたり」の障がい者支援の取り組みです。
□仕様 210 x 297mm 184p ダブルトーン
□シリアルナンバー入りEdition No. 0001-1000
送料:全国一律¥660